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ろ過装置選定
▼浴槽容量及びプール容量によってのろ過選定基準
▼積層ろ過装置選定表
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▼カートリッジろ過装置選定表
▼ろ過装置の基本計算
▼ろ過装置の能力選定について:浴槽
▼ろ過装置の能力選定について:プール
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浴槽容量及びプール容量によってのろ過選定基準
積層ろ過装置選定表
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Φ面積 | → Φ2×0.785 |
能力(m3/h) | → 面積(m2)×流速(m/h) |
LV値 流速(m/h) | → 能力(m3/h)÷面積(m2) |
SV値 流量ろ過材 | → 能力(m3/h)÷ろ過材量(m3) |
ろ過面積(m2) | → 能力(m3/h)÷流速(m/h) |
ろ過装置の能力選定について:浴槽
浴槽
ろ過器のろ過能力は厚生労働省指針<公衆浴場における衛生等管理要領><旅館業における衛生等管理要領>にて「1時間当たり浴槽の容量以上のろ過能力を有する。」とされている。
入浴者数のピーク変動に対応するためには、1時間当たり浴槽容量の2倍以上が望ましいとされている。
入浴者数のピーク変動に対応するためには、1時間当たり浴槽容量の2倍以上が望ましいとされている。
空気調和・衛生工学会 給排水衛生設備設計篇 第13版
4給排水衛生設備設計篇 第7編 給排水衛生特殊設備 第5章 P540より抜粋
参考資料 厚生労働省指針
「公衆浴場における衛生等管理要領等の改正について」(別添2、別添3)
4給排水衛生設備設計篇 第7編 給排水衛生特殊設備 第5章 P540より抜粋
参考資料 厚生労働省指針
「公衆浴場における衛生等管理要領等の改正について」(別添2、別添3)
計算方法
◇循環湯量の算定 Vc(L/h)
Vc=Q4 × 1/T4 - Vs
Vc=Q4 × 1/T4 - Vs
ここに | Q4: | 浴槽容量(L) |
T4: | 1ターンに必要な時間 (h)(≦0.5とする) | |
Vs: | 補給水量(Vs=N×Q5) (L/h) | |
…N:時間当り入浴人員(人/h)(=入浴対象人員/浴場利用時間) | ||
…Q5:1人当たり補給水量(L/h)(≒10) |
社団法人公共建築協会:建築設備設計基準・同要領 平成10年度版 第5編 給排水衛生設備
第3章 給湯設備 第7節 循環ろ過装置P494より抜粋
第3章 給湯設備 第7節 循環ろ過装置P494より抜粋
◇ろ過能力 <浴槽>
ろ過能力(m3/h)=浴槽の水量(m3)× ターン数
ろ過能力(m3/h)=浴槽の水量(m3)× ターン数
計算例:浴槽容量が2m3の場合
条件
・浴槽容量:2000L
・1人あたりの必要面積:1.2m2
・1時間あたりの入浴者数:12人
・1ターンに必要な時間:0.5h
・1人当たり補給水量:10L/h
◇循環湯量の算定 Vc(L/h)
計算式は、Vc=Q4 × 1/T4 - Vs
Vc=Q4(2000L)× 1/T4(0.5h)- Vs(120L/h)
=3880(L/h)
循環湯量は、3880(L/h)必要となる。
よって1時間あたり約 4m3/h 処理するろ過装置を選定する。
計算式は、Vc=Q4 × 1/T4 - Vs
Q4: | 2000(L) | |
T4: | 0.5(h) | |
Vs: | 120(L/h)= N(12人/h) × Q5(10L/h) |
Vc=Q4(2000L)× 1/T4(0.5h)- Vs(120L/h)
=3880(L/h)
循環湯量は、3880(L/h)必要となる。
よって1時間あたり約 4m3/h 処理するろ過装置を選定する。
◇ろ過能力
計算式は、ろ過能力(m3/h)=浴槽の水量(m3)× ターン数
2m3 × 2ターン = 4m3/h
よって1時間あたり約 4m3/h 処理するろ過装置を選定する。
計算式は、ろ過能力(m3/h)=浴槽の水量(m3)× ターン数
2m3 × 2ターン = 4m3/h
よって1時間あたり約 4m3/h 処理するろ過装置を選定する。
ろ過装置の能力選定について:プール
プール
実際の選定においては、水質・遊泳者数・規模・目的・管理条件などを検討し決定することが大切である。
ろ過装置のろ過速度は一般的に砂ろ過では25~45m/h、カートリッジろ過では4~6m/hで設計されている。
計算方法:砂ろ過式タイプの場合
◇循環水量の算定
N=24×Q/V
N=24×Q/V
ここに | N: | ターンオーバー(6ターン/1日) |
Q: | 循環水量(m3/h) | |
V: | プールの水量(m3) |
空気調和・衛生工学会 給排水衛生設備設計篇 第13版
4給排水衛生設備設計篇 第7編 給排水衛生特殊設備 第4章P509より抜粋
4給排水衛生設備設計篇 第7編 給排水衛生特殊設備 第4章P509より抜粋
◇ろ過能力<プール>
ろ過能力(m3/h)=プールの水量(m3)× ターン数 ÷ 運転時間(h)
ろ過能力(m3/h)=プールの水量(m3)× ターン数 ÷ 運転時間(h)
計算例:25mプール(300m3)の場合
条件
・プール水量:300m3
・ターンオーバー:6ターン/1日
◇循環水量の算定
計算式は、N=24×Q/V
N(6ターン)= 24 × Q(m3/h)/V(300m3)
Q=75(m3/h)
循環水量は、75(m3/h)必要となる。
よって1時間あたり約 75m3/h 処理するろ過装置を選定する。
計算式は、N=24×Q/V
N: | 6(ターン) | |
V: | 300(m3/h) |
N(6ターン)= 24 × Q(m3/h)/V(300m3)
Q=75(m3/h)
循環水量は、75(m3/h)必要となる。
よって1時間あたり約 75m3/h 処理するろ過装置を選定する。
◇ろ過能力
計算式は、ろ過能力(m3/h)=プールの水量(m3)× ターン数 ÷ 運転時間(h)
300m3 × (6ターン) ÷ 24(h)=75(m3/h)
よって1時間あたり約 75m3/h 処理するろ過装置を選定する。
計算式は、ろ過能力(m3/h)=プールの水量(m3)× ターン数 ÷ 運転時間(h)
300m3 × (6ターン) ÷ 24(h)=75(m3/h)
よって1時間あたり約 75m3/h 処理するろ過装置を選定する。